ペットを飼っていたマンションを売却する際に必ずおさえておきたい4つのポイント

基礎知識
ペットを飼っていたマンションを売却する際に必ずおさえておきたい4つのポイント ペットを飼っていたマンションを売却する際に必ずおさえておきたい4つのポイント

ペットを飼っている人にとって、ペットは家族や大切な友人に等しい存在です。マンション購入時も、ペットの飼育が可能な物件を一生懸命探して入居した、という方も多いでしょう。その後環境の変化などで、マンション売却を検討する際に気になるのが「ペットを飼っていたマンションは売れるのか」という疑問です。仮に売れたとしても成約価格が下がったり、買い手のニーズが少なく、売却に時間がかかったりすることはないのでしょうか。
そこで今回は、ペットを飼っていたマンションでも成約価格が下がるとは限らない理由や例外にくわえ、売却前にやっておくべき対策やスムーズに売却するポイントなどについて解説します。

ペットを飼っていたマンションでも、成約価格が下がるとは限らない!

ペットを飼っていたマンションでも、成約価格が下がるとは限らない!

一般的に、ペットを飼っていたマンションは、においや傷、動物アレルギーへの懸念といった理由から、売価が下がるといわれています。しかし、最近の市場業況から見ると、必ずしもそうとは限らない場合が見られます。ここでは、その主な理由についてご紹介します。

ペットの飼育は一般的になってきている

猫ブームや室内飼いの小動物、小型犬ブームなどの影響で、近年気軽にペットを飼う人が増えてきています。それに伴い、近年ではペットと住むことを前提にしているペット同居型マンションも多く存在するようになりました。

そういったマンションの場合、マンション内でペットを飼っていたかどうかは問題にならないケースが多くなっています。ペット飼育の有無よりも、部屋の綺麗さや築年数の方が成約価格に与える影響は大きいです。

ただし、ペット共生型ではなく、あくまでも「ペット可」としているマンションの場合、売価が下がる傾向にあります。詳しくは、後ほど解説します。

「ペット共生型・同居型マンション」の場合は、ペットを飼うことを前提に作られている

マンションの中には、「ペット共生型(同居型)」と呼ばれるタイプのものがあります。ペット共生型マンションには、「ペット足洗い場」「リードフック」「消臭クロス」などが完備されているため、ペット飼育者にとってはむしろありがたく、人気の物件であるともいえます。こうしたマンションの場合、ペット飼育が原因で売価が下がる可能性は低いでしょう。

【例外】「ペット可」のマンションは、売価が下がる傾向がある

ペット同居型のマンションではなく、ペット可のマンションの場合はどうでしょうか。ペット可のマンションは、あくまでペット飼育が「可能」というだけで、ペットの飼育を前提には作られていないケースがほとんどです。そのため、においや汚れなどが残りやすく、クロスや巾木の破損等がある場合には、売価に影響する可能性が高くなります。

ペット可のマンションに住んでおり、かつペットを飼っていたマンションを売却する場合は、においや汚れの有無などを入念に確認すると良いでしょう。

ペットを飼っていたマンションを売却する際に、やっておくべき3つの修繕

ペットを飼っていたマンションを売却する際に、やっておくべき3つの修繕

ペットを飼っていたマンションを売却する場合、多少費用がかかっても修繕をしておくことで、マンション価格を落とさずに適正価格で売却できる可能性が高まります。以下に挙げるポイントを必ずおさえて、事前に修繕しておくとよいでしょう。

ひっかき傷、爪痕などがある場合はあらかじめ修繕しておく

壁や床などに、ペットによってつけられたひっかき傷や爪痕がある場合、価格を落とす原因になりやすいものです。噛み癖や爪を立てて走ったり、爪とぎなどで、フローリングやカーペット、クロスに傷ができていないかをチェックして、目立つ大きな傷については事前に修繕しておくようにしましょう。

また、カーペットのシミも目立ちますので、シミの除去もしておきたいところです。

消臭クロスに張り替える

そもそも、犬と猫では臭いの種類が違いますし、ペット飼育者であっても、他人のペットのにおいには敏感なケースもあります。自分では気にならなくても、部屋のにおい対策は専門業者へ依頼しておこなうことをおすすめします。消臭クロスへ張り替える際は、必ずにおい除去をおこなった後に張り替えるようにしましょう。

徹底的にノミ・ダニ駆除を行う

ノミやダニがいないかどうかも、ペットを飼っていたマンションでは気になるポイントです。特に床がカーペットの場合は、徹底的に駆除しておくようにしましょう。

ペットを飼っていたマンションをスムーズに売却するためのポイント

最後に、ペットと暮らしていたマンションをスムーズに売却するためのポイントについてもご紹介します。

一括査定サービスを利用する

一括査定サービスなら、複数の不動産仲介会社による査定が受けられるため、相場がわからず大幅に低い価格で売り出してしまう、といったよくある失敗を避けることができます。

その中でもペット飼育マンションを多数扱っている不動産仲介会社は、契約関係書類に入れる条文の作り方も上手く、トラブルを防止することができますので、実際にお会いしてよく話を聞いてみることをおすすめします。

内覧時の印象を良くするための対策をする

修繕前の内覧時に印象を良くしたい場合は、掃除と換気を丁寧におこない、においには消臭スプレーを利用するとよいでしょう。クッションやカバーなどのファブリックは洗濯し、ペットは外出させておく、といった対策で、内覧時の印象をアップすることができるでしょう。

ペットを飼っていたことを隠さない

売価が下がることを恐れて、中にはペットの存在を隠す売主様もいらっしゃいますが、これはNGです。マンション購入は、買主様にとっても一生に何度もない大きな買い物です。ペットを隠していたことが後で知られることになれば、不動産契約の解除や損害賠償問題へ発展するなどの大きなトラブルにもなりかねませんので、事前に必ずお伝えしましょう。

ペットを飼育しやすい環境であることをアピールする

ペットを飼っていたことをマイナスに考える買主様もいる一方で、ペットが飼えるマンションを希望している買主様もいらっしゃいます。そういったペット飼育者にターゲットを絞り、「消臭クロス張り替え済み」や「周りの部屋でペットを飼っている人の話」など、ペット飼育に適した環境であることをアピールするのもよい方法です。

まとめ

ペットを飼っていたからと言って、必ずしもマンションの成約価格が下がるとは限りません。売却前に適切な対策をとるなどのポイントをおさえれば、物件の価値に合った適正な価格での売却も十分に可能です。マンション売却を検討の際は、すまいValueの不動産一括査定サービスを利用して、様々なマンションの売却経験が豊富な大手6社からの査定を受けてみてはいかがでしょうか。

<監修者>

杉山善昭

宅地建物取引士

宅建士の他、建築士、公認不動産コンサルティングマスター等の有資格者。不動産業界30年のキャリアを持ち、不動産専門誌掲載、FMラジオ出演多数。住宅ローン返済不能不動産の任意売却業務や高難易度の不動産売却業務を得意としている。

  • ※本コンテンツは公開日時点での法制度に基づいて作成しています。
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