【アンケート調査】テレワークするならどんな家?テレワークで変化した、すまい環境の意識調査

基礎知識
【アンケート調査】テレワークするならどんな家?テレワークで変化した、すまい環境の意識調査 【アンケート調査】テレワークするならどんな家?テレワークで変化した、すまい環境の意識調査

新型コロナウイルス拡大防止のため、政府は新しい生活様式としてテレワークやオンライン会議を推奨しています。今まで会社で仕事をしていた多くの人たちにとっては、大きな生活の変化になるでしょう。そこで「すまいValue(すまいバリュー)」では、家族と同居しながらテレワークを実施している会社員400人を対象に、テレワークによる住まい環境の変化について調査しました。自宅でテレワークをして不満に感じたこと、快適なテレワークを行うために工夫したことなどを参考に、これからの働き方や住まいのあり方を探ります。

【調査概要】
調査タイトル:すまいValue調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月10日~7月13日
調査対象:テレワークを行っている30~69歳の会社員男女400人
対象条件:・ここ半年以内でテレワーク勤務をしていた人
     ・住み替えや引越しを検討している人
     ・ファミリー層(0歳~19歳の子どもと同居している人)
     ・一戸建てとマンションは半数ずつに割り当て

今住んでいる家はテレワークに向いてない?不満がある人は7割以上

今住んでいる家はテレワークに向いてない?不満がある人は7割以上

現在の住まいが、テレワークに対応できる環境になっているか聞いたところ、「とても不満がある」(12.5%)、「不満がある」(29.8%)、「少し不満がある」(32.3%)と、何らかの不満を感じている人が7割を超えていることが分かりました。

「家の中に集中できるスペースがない。子どものオンライン授業と時間が重なると、ネットワークの通信速度が低下する」(男性/46歳)など、生活音の問題やワーキングスペースを確保できるかの問題が、テレワーク環境に影響を与えているという声もありました。

【不満がある】

  • 仕事用として確保できるスペースがなく、在宅勤務が決まってから、リビングルームの一角を片付けたうえで、臨時の仕事用スペースをつくった(女性/37歳)
  • 仕事をしている最中にも家族の声や音が入ってしまうことがあって集中できない(女性/42歳)
  • 会社のネットワークやツールにアクセスできなかった(男性/57歳)

【快適である】

  • 通勤のストレスや人間関係に気を使わずすむから(女性/43歳)
  • 自分の部屋で落ち着いてマイペースで仕事ができる(男性/59歳)
  • 仕事をする場所を確保できていて通信環境も十分。家族との距離感も良好なので、不満はない(男性/46歳)

テレワークに向いているのは「一戸建て」で「4LDK」の間取りが理想的

次に、テレワークに向いていると思う住居の形態、間取りについて質問したところ、「一戸建て」「4LDK」が最も多い結果になりました。ワーキングスペースを考慮すると、「家族と一緒に住むなら、一戸建てで4LDKくらいほしい…」というのが実情のようです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

テレワークに向いているのは「一戸建て」だけど…

テレワークに向いているのは「一戸建て」だけど…

テレワークに向いていると思う住居の形態では、「一戸建て」(44.0%)と回答した人が最も多い結果となりましたが、「住居の形態は関係ない」(40.0%)もほぼ同じ割合を占めています。「ある程度の防音設備があればいいので、マンションか一戸建てかは関係ない」(男性/53歳)、「仕事をする広いスペースがあれば、どこでも問題ない」(女性/50歳)などという声もあり、テレワーク環境に求められるのは、住居の形態だけではないようです。

【一戸建てが向いていると思う】

  • 生活音などで近隣に迷惑がかからない。快適な仕事用スペースが確保できそう(女性/37歳)
  • 住環境の一部をテレワークに適した形をとることが容易。自分なりにアレンジができて対応がしやすいから(男性/55歳)

【マンションが向いていると思う】

  • 一戸建ては道路に面しているのでうるさい。マンションのほうが静かだと思う(女性/53歳)
  • 一戸建ては家庭内の会話が漏れやすい。 隣家の声も漏れ伝わるおそれがある。マンションだと、密閉空間、閉鎖的な空間をつくりやすいので、テレワークに適していると思う(男性/56歳)

【住居の形態は関係ない】

  • 独立した遮音の空間と、ネットワーク環境と、1人1台のパソコンまたはタブレットがあれば、マンションでも大丈夫(53歳/男性)
  • マンションも一戸建てもそれぞれメリット・デメリットがあるから(男性/38歳)

テレワークするなら4LDK以上の間取りが理想的

テレワークするなら4LDK以上の間取りが理想的

現在の住まいの間取り別に、テレワークに向いていると思う間取りについて聞いてみたところ、「2LDK/2DK/2K」に住んでいる人は「3LDK/3LDKS」(41.7%)、「3LDK/3LDKS」に住んでいる人は「4LDK/4LDKS」(40.5%)がテレワークに向いていると考えていることが分かりました。つまり、現在の間取りに1部屋増やすことで、テレワークの不満解消につながるといえそうです。

全体的には、「4LDK/4LDKS」(31.8%)がテレワークに向いていると思う人が最も多く、「3LDK/3LDKS」(20.8%)、「間取りは関係ない」(19.8%)、「5LDK以上」(19.0%)が続きます。テレワークには、部屋数の多い間取りが好まれる傾向にあり、「寝室」や「子ども部屋」と並んで、「テレワークルーム」のニーズも見られます。

  • 自宅で仕事をするとなるとやはり部屋数が多いほうがよい(男性/34歳)
  • もう1部屋あって他と離れていれば、騒音も少なくなると感じるから(男性/44歳)
  • 休憩する部屋と仕事部屋がほしい(女性/43歳)
  • 間取りではなく、環境と家族の協力があるかだと思う(女性/51歳)
  • 防音付きの部屋などがあればよい(男性/58歳)

通信速度の安定がテレワーク環境の条件と思っている人が71.5%

通信速度の安定がテレワーク環境の条件と思っている人が71.5%

それでは、性能面や環境面ではどのような家がテレワークに向いているのでしょうか。
テレワークに向いている家の条件を聞いてみたところ、「通信速度の安定」(71.5%)が最も多く、「防音性能がよい」(58.5%)、「周囲の騒音が少ない」(32.3%)が続く結果となりました。通信速度や生活音を気にしなくてすむことが、大きなポイントになっているようです。

また、「やや狭い居室がある」(25.0%)、「サービスルームがある」(8.3%)を合わせた約3割に関しては、テレワーク専用ルームを意識していることがうかがえます。

【通信速度が安定している】

  • 通信環境がよくないとテレワークにならない(男性/44歳)
  • ネット環境が最高水準のものであることが不可欠。さらに、近隣に繁華街がないことや近所に居酒屋、飲食店などがない閑静な住宅街に立地していることが必要(男性/56歳)

【防音性能がよい】

  • 重要な話をしていても、周りに聞こえにくいため(男性/38歳)
  • できるだけ日常から遮断されて集中できる環境がいいので(女性/43歳)

【周囲の騒音が少ない】

  • 周りの音や匂いなどの、普段の会社にはない生活臭があると気が散り、集中できない(男性/47歳)
  • 部屋は必要で確保されたとしても周囲の騒音などの環境が悪ければ仕事にならない(男性/52歳)

【空調性能がよい】

  • 冷暖房がないと仕事ができない(男性/47歳)
  • 会社のオフィス同等の環境のほうが、仕事がはかどる(男性/53歳)

【やや狭い居室がある】

  • 小さい部屋があったら集中しやすい(男性/43歳)
  • 静かな環境はテレビ会議とかには必須(男性/35歳)

テレワークに対応するために工夫している人が半数以上

テレワークに対応するために工夫している人が半数以上

「通信速度が安定している環境」、「防音性能がよく静かな環境」がテレワークに向いていると考える人が多いようです。
では、理想のテレワーク環境を実現するために、工夫していることはあるのでしょうか。
実際に工夫していることについても聞いてみました。

上位は「テレワーク用に椅子や机を買った」(26.3%)、「部屋を片付けてスペースをつくった」(20.0%)、「簡易的に仕切りを設けた」(19.0%)という結果となりました。テレワークを快適に行うために備品を購入したり、スペースづくりを行ったりしている様子がうかがえます。4位以降には「ネット環境を整えた」(13.0%)、「電源や通信回線を新たに壁から取るために電気工事をした」(9.3%)などの通信環境を整える工夫が続きます。

一方で「工夫のしようがない/特に何もしていない」(44.8%)が半数近くを占めていることから、現在の居住環境では、テレワークに対応した居住空間づくりが難しいことがうかがえます。

コロナ後、家に求める条件は立地よりもテレワークできる環境

コロナ後、家に求める条件は立地よりもテレワークできる環境

テレワークの対応について、現在の居住環境では「工夫のしようがない/特に何もしていない」と回答した人が半数近くいました。ただ、中には「お金をかけてリフォームした」、「テレワークしやすい物件に住み替えた」と回答した人もいます。テレワークの普及によって住まいを選ぶ条件も変わり始めているようです。

そこで、テレワーク(コロナ)前後の「家に求める条件」についても調査しました。
こだわらなくなった条件として、「通勤に便利」、「駅に近い」、「新築」が上位を占めています。逆に、以前に比べてこだわるようになった条件として、「通信が安定している」、「防音性能がいい」、「周囲の騒音が少ない」、「理想の間取りタイプ」が挙げられます。

テレワーク環境では、駅に近いなどの立地条件よりも、通信の安定性、防音性能、間取りなどを重視していることが分かります。

  • 間取り、騒音、ネット環境、など今まではあまり重要ではなかったが、今は外せない条件(女性/50歳)
  • 狭くていいので何にでも使用できる予備部屋がほしい(女性/45歳)
  • 部屋の数が多い3LDK以上の間取りを検討するようになった(男性/45歳)
  • 家族の団らんのスペースに加え、家族それぞれのプライベート空間を考えるようになった(男性/51歳)
  • 家族内でもプライバシーが必要(男性/42歳)

柔軟に考えたい家の住み替えと、働きやすさと住みやすさを考えた「家」選び

今回の調査結果から、テレワークを行ううえで、今住んでいる家に不満がある人は7割を超えていることが分かりました。不満の原因には、通信環境やテレワークスペースが確保できないこと、生活音の問題などがあり、工夫のしようがないと回答した人も半数近くいました。

テレワークに向いている住居環境としては、「一戸建て」「4LDK/4LDKS」が理想のようです。また、今住んでいる家にもう1部屋増えれば不満は解消できるという傾向も見られました。

テレワーク(コロナ)後、家に求める条件でも、新築、駅近、通勤に便利といった立地条件より、通信の安定性、防音性能、周囲の騒音が少ないといった条件が求められるようになりました。

「テレワーク」という働き方に大きく転換した今、働きやすさと住みやすさを考えた「家」選びも重要になります。家の住み替えも柔軟に検討する必要がありそうです。

「すまいValue(すまいバリュー)」は、不動産の売却や住み替えを検討されているお客さまが、次の6社へまとめて査定を依頼することができる「不動産売却ポータルサイト」です。今後、不動産売却を考えているなら、すまいValueにご相談ください。
https://sumai-value.jp/about/

  • ※本コンテンツは公開日時点での法制度に基づいて作成しています。
  • ※実際の取引での法制度の適用可否については、税理士・税務署等にご確認のうえ判断してください。

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