家は売りに出してすぐに売れるとは限りません。
少子高齢化と人口減少により、地方であるほど土地の需要は基本的に下がる傾向にあります。そのため、地方や都心など、そのエリアに沿った売却方法を模索する必要があります。
また、著しい過疎化や環境問題などで劣悪な住環境でもないかぎり、その土地の需要がゼロになってしまうということは多くはありませんが、そもそも、
という条件が揃ってしまうと、どのような場所でも”売れない家”となってしまいます。
反対に、適正な価格で物件の魅力をアピールできると、売りに出してから短期間で売却できるかもしれません。
家を売りに出してから3ヶ月以上経っても売れない場合、まずは原因を営業担当者と話し合い、必要に応じて値下げや修繕をおこなうといった対策を検討しましょう。
売出価格を見直したり、高い費用を負担してリフォームしたりすることだけが“売る努力”ではありません。内見希望者に”買いたい”もしくは”前向きに検討したい”と思わせるには、オーナーの心構えや対応も大きく影響します。具体的には、マイナスイメージを持たれやすい以下のポイントに1つでも当てはまるものがあれば、今すぐ改善する必要があります。
<売る気がないオーナーと思われやすいポイント>
まず、内見を希望している方を“お客様”としてもてなす意識を持ちましょう。急な見学依頼で対応が難しい場合は内見そのものを断るのではなく、営業担当者を通じて「内見への感謝」を伝言してもらいましょう。
住居用の家を売る場合、購入希望者は内見を通じて“どのような人が住んでいたか“を感じ取り、これからの生活に相応しい家かどうかを見きわめています。そのためにも、掃除や整理整頓はもちろん、可能な限り家をきれいに見せる工夫をしょう。また、丁寧に管理していることを説明して、安心感を持ってもらうことが大切です。
「売れる条件が揃った家なのに売れない……」と悩んでいる方は、ご自身の対応や気配りが適切なものだったか今一度見つめ直してみてください。
自宅を売る人の多くは、家の売却に関しては素人です。住宅は個人で売買をおこなうことも可能ですが、誰もが販売活動に多くの時間を割けるわけではありません。また、適正な成約価格はエリアや市場の動向によって異なります。単純に計算式に当てはめて算出できるものでもないため、素人判断による価格設定は売るタイミングを逃してしまうことにもつながります。そのため、適正価格でなるべく早く家を売りたいという場合、プロの支援を受けることが成功への近道です。以下では、家の売却の仲介を不動産会社に依頼した場合のメリットをまとめました。
・独自のネットワークで買主様が見つかりやすい
不動産仲介会社を介して家を売却すると、売買が成立した際に仲介手数料が発生しますが、上で挙げたような多くのメリットがあります。
ただし媒介契約する不動産仲介会社によって受けられるフォローやサービスは異なりますので、どこまでサービスが受けられるかの確認は必要です。売買の仲介を安心して任せるためにも、不動産仲介会社選びは慎重に行いましょう。
家を売るために必要な3つの条件についてまとめてまいりました。
家を売りに出してから3ヶ月経っても売れないという場合、「価格や物件の魅力」「オーナーご自身の工夫」「仲介している不動産会社」のいずれかに問題がないか再確認してみましょう。物件が持つ価値と市場の需要から適正な価格を知るには、専門家によるサポートが欠かせません。信頼のおける不動産仲介会社を選ぶためにも、不動産仲介会社ごとの強みやサービスをよく比較・検討しましょう。
土地を売る時のポイントについて詳しく知りたい方は、こちらもお読みください
小林弘司
不動産コンサルタント/不動産投資アドバイザー
東京生まれ、東京育ち。海外取引メインの商社マン、外資系マーケティング、ライセンス会社などを経て、現在は東京都内にビル、マンション、アパート、コインパーキングなど複数保有する不動産ビジネスのオーナー経営者(創業者)です。ネイティヴによる英語スクールの共同経営者、地元の区の「ビジネス相談員」、企業顧問なども行っています。
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