不動産用語集
印鑑証明書とは、その印鑑が登録されたものであることを公証するものです。
不動産の売却には一定の手順があります。買主が決まった後、所有権の移転登記にあたって、登記済権利証、固定資産税の評価証明書などの必要書類があります。それらは不動産会社と司法書士から事前準備を依頼されますが、そのなかで売主ご本人を確認する書類として印鑑証明書を求められます。
これは後々のトラブルを避けるため法務局が必要としているもので、実印の押印と印鑑証明書によって売主が売却に同意したことを確認する担保となります。
印鑑証明書は印鑑登録証または印鑑登録カードをもって各市区町村の役所で発行するか、住基カード、マイナンバーカード持参の場合はコンビニでも発行できます。
印鑑証明書には有効期限がありますから、発行から3ヶ月以内のものをご用意ください。また売却される不動産の名義が親子、兄弟、夫婦などで共有のものになっている場合は全員の実印と印鑑証明書が必要になります。