不動産用語集
固定資産税の金額を算出するための基準となる価格を「固定資産税評価額」といいます。土地や家屋の所在地、種類、構成といったさまざまな要素によって評点が決められており、自治体の担当者によって新築時に評価額が定められます。資産価値の変動を正しく反映させるために、3年毎に評価額を見直しています。
家屋の固定資産税評価額を算出する場合、評価の対象となった家屋と同じものを新たに建築すると仮定して必要な建築費を求め、経過年数や損傷の度合いに応じた減価等を考慮した価格を決定します。このため、固定資産税評価額は、おおむね不動産売買価格よりも安く設定され、家屋の場合、建築費の50~70%程度の価格となります。