建ぺい率は、敷地面積に対する建築面積の割合です。建築物の敷地内に一定の空地をつくることで日照、通風、防火、避難などへの対応を図ります。建ぺい率を超えて建物は建てられず、上限は用途地域ごとに30%から80%の間で決められています。具体的な建ぺい率は各行政庁の都市計画課などで調べることができます。
たとえば100平方メートルの敷地に建ぺい率が60%と指定されている地域では、建築面積は60平方メートルが上限です。なお、建ぺい率には緩和措置があり、一定条件を満たすと実質的に制限なしとなる場合もあります。